GP香港

2018年9月18日 Magic: The Gathering
行ってきました。フォーマットはモダン。
今回のGP勝ちたいという気持ちは本当にあって、それはリーグを何回やったとか、何個デッキを回したとかそういう数字で表せるものではない。
5キロ痩せたいとか、30までに結婚したいとか、そういった類の強い気持ちを俺は持ってGPに臨んだ。

デッキはこれ。
4 ミシュラのガラクタ
4 オパールのモックス
3 溶接の壺
3 虚空の盃
3 仕組まれた爆薬
2 探検の地図
1 墓堀りの檻
1 黄鉄の呪文爆弾
1 減衰球
2 魔術望遠鏡
4 罠の橋
1 世界のるつぼ
1 魔女封じの宝珠
1 瓶詰めの回廊
3 集団的蛮行
4 発明品の唸り
1 発明品博覧会
1 アカデミーの廃墟
1 地盤の際
1 幽霊街
1 沸騰する小湖
1 溢れかえる岸部
1 汚染された三角地
1 霧深い雨林
1 湿った墓
1 蒸気孔
4 空僻地
4 トレイリア西部
1 イプヌの細流
3 冠雪の島

2 呪文滑り
2 熟達飛行機械職人、サイ
1 砦の発明者
1 溶接の壺
1 減衰球
1 魔術望遠鏡
1 墓堀りの檻
1 集団的蛮行
2 金属の叱責
2 ギラプールの霊気格子

MOでたまに勝ってる赤青ブリッジ。
罠橋と便詰めの回廊でロックして、るつぼで土地を割り続けてイプヌで勝つ。So Cool and Funny。
元のリストは赤青だったけど雑に集団的蛮行を突っ込んで、それを打てるようにこれまた雑に空僻地をつっこんだ。
サイドは自分勝手に改悪してある。どこが改悪かは見てわかると思うけど。

リーグには1回出て、墓堀りの檻おいてカンパニーに勝ちそうなところで発明品の唸りから呪文すべりサーチしたミスで心が折れて断念。
何度でも言うが、何回リーグにでたかとかそういうことは重要じゃない。

GPは初日6-1-1からデッキ慣れてきたし明日は全勝かなってところでタクシーに携帯落としてリズムが崩れて0-3。
まあ遊びに行く分には良いデッキでした。

無事に帰ってこれたしHappyなGPでしたとさ。
ではそんなところでノシ
行ってきました。

最もレガシー人材が光り輝くGPでしたね。

チームメイトははまさんとなべちゃん。飯食ってるときにできたチームです。
同じ人とは二度組まないルールがあったんだけど、よく考えたらはまじい二度目。まあいいか。

結果は最後までやって大体チームも個人も5敗くらい。
なべちゃんがスタンで赤黒を持ち込んで、はまじいそれ見て「赤黒はダメだから。本当にどうしようもない」みたいなこと言ってたのになべちゃん7-1して初抜けた瞬間「いやぁなべちゃんやるね」とか言い出すし。
俺がなんか2択の後負けたらだいたい終わった後「まあ俺ならもう片方かな」とか言い出すし。本当にこのおじさんはどうしようもないなと思ってみてました。
途中から「俺のデッキはANTに弱いからしゃーないねん(土地単)」っていうのもレガシーのわからない俺たちをだましているんじゃないかと疑っていました。二人とも組んでくれてありがとう。

途中神引きで勝って、盛り上がると周りが見えなくなるいつもの癖で物凄いジャッジに怒られてチームメイトにはご迷惑をおかけしました。今後は慎ましく行きます。

何よりめでたかったのはチームデブ会のTop4。真面目系クズの権化イチハラさんと、理論上最強クソ眼鏡ウエモトさんと、人類史上初面倒見の良いポンコツという新ジャンルを作り上げたシバタさん。本当におめでとうございます。

イチハラさんは前のDNでも書いたけど一緒にRPTQ出るつもりだったんでそれだけ残念だけど、イマイさんに乗り換えてPTで追いつきます。

ではそんなところで。
行ってきましたPPTQ。
今回のRPTQはチーム戦と聞いて面白そうだなと思って参加。
後吉祥寺はホームタウン。マジックは地の利を生かしてうんぬんかんぬん。

デッキはゆうやんさんが使ってたのをちょっと弄った青黒コン。
選択理由は最も組める範囲で安かったから。青ハルクが禁止になったらマジックを辞めざるを得ないと思う。
(最初はグリクシスも悪くないなと思っていたらフェニックスとかグロブリとか入り出して手が届かなくなりました。)

4 青巨人
2 スカラベ
4 プッシュ
4 検閲
4 リムソ
4 不許可
1 ヴォ―ナの飢え
4 ヒエログリフの輝き
4 ヴラスカの侮辱
3 アズカンタの探索
4 M10ランド
4 サイクリングランド
4 地盤の際
7 島
7 沼

2 夢泥棒
1 ゴンティ
3 強迫
3 否認
4 -2、2ゲイン
1 黒の両面エンチャ
1 霊気溶解

特にリストにこだわりはない。
唯一自分の意志で入れた霊気溶解はヴォ―ナの飢えは相性が悪いからみんな覚えておくといい。

R1 青白王神(とにかくプレイが早かった。草の根じゃトップクラスじゃないかな。多分強い人)
R2 赤緑(霊気溶解とヴォ―ナハンドにあって溶解から出しました。)
R3 赤単
R4 ID(クレープを食べたよ)
R5 ID(本屋に行ったよ)

SE1 グリクシス
SE2 グリクシス(かなり上手い人)
SE3 赤白

で全部勝って優勝。
決勝戦は4ターン目にアズカンタ早く反転させるウマぶりプレイのつもりで連打して対消滅させたら相手に「もったいない…」て言われながら割られたり
スカラベの効果自分のアップキープじゃなくてメインで使って、相手のボーマット釣ったのに殴らないとかもう到底言葉では説明できない奇跡的なプレイの連続だったけど勝ち。
多幸感に溢れた素晴らしい土曜日。

ということで抜けたのでRPTQがんばります。
チームメイトはマミヤさんとイチハラさんと出るつもりです。懐かしき京都のメンバー。このDN見てるかわからないし、マミヤさんとか最近マジックやってるか怪しいけどRPTQまで血反吐吐くまで走り込んで、血便出るまで素振りして、腱鞘炎になるまでMOしといてください。僕が大阪の会場につかなくてもあわよくば抜けられるのが理想です。

ではそんなところでノシ

MORPTQ

2017年11月26日 Magic: The Gathering
WiFiルーターの上にキャンドルを置いたせいで気がつけばルーターが蝋で覆われMOのできない日々が続いていました。

MORPTQはテゼレッターなんていうユーモアもリアリティにも欠けるデッキ選択で見事に1-2。
虚無の呪文爆弾をサクる際にモックスオパールで黒マナ出してワンドローしようとしたらもうモックスオパールからマナは出ませんでした。

またどこかのPPTQで会いましょう。
前日MOCSに出て(システムトラブルで3-1ドロップだったけど)マジック熱が滾っていたので葛西へ。

最近はPWCも手を広げてるんですね。僕が高校生の時は新宿、横浜、川崎、あと東白楽とかだったけど。

受付の時紛れ込んだおじさんが、ピットインのスタッフの人に「NHKのラジオ体操をここに誘致する方法を考えた」と謎の提案をしてきてて、ピットインの人が丁寧に受け流してた。

フォーマットはリミテ。メンツはそんなやばそうな人はいない。強いて言えばシドニーのチームメイトくらい。

プールのレアはリリアナ、3マナ5/5、鏡。そして7マナワーム。
好みのデッキもできてまあ充分ですってことで4-0-2でトップ8。

ドラフトは1-1夢盗人から1-2流れてきたサムト。
上からのメッセージを受けて赤緑をやろうかと思うも次のパックには強い赤のカードが盛りだくさん。一応タッチでも使いやすい捲土重来を取るも赤が卓に大量発生しそうだなと思ったら案の定赤の流れ悪く、緑黒t赤へ。
上家が緑黒だったというハプニングを除けばまあまあ弱そうなデッキ完成。
卓は赤青3人、緑黒3人とかのかなり歪なものに。

試合自体は相手が土地しか引かずに優勝。

最近は「マジック練習して勝とう」というよりも「宝くじを当ててPTトップ8入れねーかな」みたいな気持ちでやってます。

ほなRPTQで会いましょう。ではでは。
行ってきました。まずはPPTQ八王子。

前日まできょせん亭のどらふと合宿で何回かドラフト。
正直環境は良くわからなかったけど、ちょっと環境の速度が落ちて自分にとっては追い風かな?くらいの感想。

PPTQはシールドの基本「レアを使え」に過剰なまでに忠実に組んだ4cデッキで毎回事故らないように祈りながら4-1-1。明らかに組み間違えていたけれど最近はそれを反省するような熱意も無い。

ドラフトは緑多色ビートダウンという空想上の生き物を作り上げて2没。
準決勝の相手がリミテッダーとして有名なさとれいさんで、初対戦。
正直あのレベルの人は普段PPTQにいないし、久々にあんなにうまい人とあたって「ああそういえばマジックってこういうゲームだったな」ってちょっと感動した。

お次はGP京都。
実はプロポイント2点とればブロンズで、僕にとってはこの銅も金と同じです、なんちゃって。まあ結果から言うと別にブロンズにはなれてないのでご安心を。

2byeの集合時間が12:00とだいぶよゆうがあって、京都が地獄の蒸し暑さだったことを除けば快適な滑り出し。
デッキ構築の時同卓だったナベさん瀬畑さんが「どうせ嘘悔い神持ってくんだろうなぁ!こいつ日頃の行い悪いのになぁ!」とか言ってきてやりづらかった。実際のところプールから強いレアは黒黒Xくらい。他は二段攻撃猫、サイクリングで軽くなる石像、カウンター置けないエンチャント、トークン倍増エンチャント…あと忘れた。でも思考囲いがあった。日頃の行いは良くないのに。
特別ボムもなかったので適当に赤白組んでサブミット。サイド後用に緑多色。

初日の結果は2byeから6-2-1。滑り込み。
負けた試合ではうまぶりにうまぶった結果最悪の選択肢を選んだ恥ずかしすぎる負けと、ロナスの碑を赤2マナの火力で割れるのを失念していた負け。
最終戦の相手の中国人戦は思考囲いで初動を奪って勝ったんだけど、終わった後相手が友人と話している時に「ソートセイズ撃たれてこれ抜かれて負けた」「ソートセイズじゃないだろ?」「いやソートセイズだから!」って軽く切れてて笑った。

二日目1stドラフトは初手サムトから、生物サムトも手に入れた赤緑。これだけ聞くと強そうだけど、2マナ域2枚(それも弱マナクリと果敢けんら)のゴミデッキであえなく1-2。
12回戦目は賞金もさして出ないラインなので「ブロンズかかってるんでトスってもらえませんか?」って聞いたら「へ?」みたいな顔された。もうちょっとまともなデッキドラフトしてから言おうぜ俺。

ということでここでドロップ。
そのあとは京都の人とかとわいわいドラフトして終了。

GP自体はヒアリのごとく乗り込んできた外来種が荒らして帰っていった。
プラチナ来ればそりゃ勝つか。「こんなに実力差のあるゲームで俺たちはなんの夢を見ているんだ、そういえばマジックはこんなゲームだったな」と悲しくなった。

GPの結果自体は散々だったが、久々に京都の人に会えたし、相変わらず京都は最高だったしで満足満足。
また機会があればぜひ行きたいです。

ではそんなところでノシ


GPシドニー
GPシドニー
お久しぶりです。
僕にはこのやや時代遅れなDiary Noteがお似合いなので戻って参りました。

行ってきましたGPシドニー。フォーマットはチームリミテッド。メンバー紹介。
A.篠田
usokui3。晴れる屋HopesとBIGsを倒すのが生きがい。

B.佐伯さん
チームリーダー。司令塔。
ドラフトマニア優勝経験もあるリミテッダー。ブラック企業に勤めている。

C.麻茶さん
見かけ以上にポンコツ。
誰も用意していない落とし穴に嵌っては「しゃくられたー」と嘆く。

(サブ)なべちゃん
参加はしなかったが我々の練習に付き合ってくれた4人目のメンバー。
「先に行くよ、しのだ」というセリフを残しPPTQ予選ラウンド最終戦をIDしてオポ落ちした。

もともとブリスベンでオーストラリアに惹かれた僕と麻茶さんで参加を決意。僕は今まで組んだことが無い人と組むという自分ルールがあるので、まだ組んだことも無く、実力的には充分すぎる佐伯さんにラブコールを送ってチームを結成。
リミテッドの実力だけ見れば佐伯さんが頭一つ抜けているが総合力で見れば全員いい勝負。マジックはプレイと運と日頃の行いを競うゲームなのは昨今では常識だ。

オーストラリアはもともと人数的にも日本ほど勝つハードルは高くなく、倒さなければいけないアジアのプロたちは固まってチームを組むので実質倒さなければいけない敵は減っている。確かに練習していけばある程度勝機はありそう。

僕は全く練習する気が無かったのだが、他二人のやる気に気圧されGP神戸が終わったあたりから週末ちょくちょく集まっては練習。麻茶さんはやる気があると言いながらも昼飯から戻ってきたらアルコールを摂取しており佐伯さんに怒られていた。なべちゃんはなんやかんや毎回顔を出してあまりにもお粗末な俺のプレイに絶望しながらも色々なアドバイスをくれた。ムードメーカーとしても貢献度はとても高かったと思う。

構築の方針としては、弱い色を見つけてそれをまずデッキにするといった感じ。プレイ中のルールとしては極力相談はしない。
チーム戦における相談は①対戦相手にプレイがばれる ➁相談された側のプレイの邪魔になる ③相談した側のプレイにも一貫性が無くなる、と良いこと無し。


Day1
プールには赤神、緑神。神のTOP2がいるがグローリーブリンガーや天使は流石にない。没収みたいなクソレアもあって全体的に見れば中の上か上の下くらい。
僕は緑多色系を使うことになっていて、新緑の安息地は3枚、副陽の接近などパーツはあるので一安心。デッキは画像1枚目。肝心の全体除去が無いのが残念だがどうにかなるだろう。
残りの二つのデッキは赤黒と緑白のビートダウンデッキ。レアもしっかり入った緑白を麻茶さんに。赤黒を佐伯さん。

結果はチーム7-2、個人5-4。
7回戦目、僕が勝てればチームも勝てるゲームでミスをしたのが悔やまれるが、プール的にはどっちにしろ7-2くらいで収束しそうなプールだった。

Day2
全勝すればTOP4ではあるが目標は気負わず4-1。
プールはDay1のプールから神を抜き取った代わりにクソレアも無くなり、コモンはある程度揃ったプール。総合力的にはDay1と同程度か。
緑多色的には相変わらず副陽があって、ワームエンチャントに加えてXドロー。全体除去は驚天動地かALL3点が理想だったが蔓延。とはいえ悪くない。(画像2枚目。逆向きを直せない)
残りの二つは変わらず赤黒と緑白のビートダウンで担当割も同じ。

結果はチーム4-1。個人3-2。
負けはナベさんチーム。プレイヤーレベルの差もあるが向こうは結構プールも強そうで全員負け。
途中プロポイントを切望する斉藤さん(残りはrizerさん、はまさん)に当たる。斉藤さんがシルバーになってほしいとは本心から思っているが、それに手を貸すのは申し訳ないが癪だったので嬉しかった。ちなみに僕自身は斉藤さんにサクッと負け^^。
最終戦の相手はHSではかなり有名なAmazonみたいな名前の人で、まあそんなことは知る由もなかったわけだががんばって勝ち。

総合成績11-3。最終戦の他の卓の結果次第ではTOP4もあり得たが、残念ながらそこまで運は良くなく結果は6位。充分です。

不思議と今までのGPで一番充足感のあるGPでした。初日全勝したブリスベンよりも、優勝した静岡よりも。
構築、プレイ共に司令塔となってくれた佐伯さん、強いデッキを渡したら当たり前のように勝ってくれた麻茶さん。組んでくれた二人とサブメンバーのなべちゃんはありがとう。

ではそんなところでノシ
とくに勝ってもいないので手短に!

GP台北に言ってました。フォーマットはスタンダ―ド。
デッキはグリクシスコントロール。皆さんご存知ないかもしれませんがクソ弱いんですね、このデッキは。
特に二日目の夢を見ることも無く散りました
GPレポおわり。

最近はモダンシーズンです。2回くらい出ました。両方新宿。

デッキはうまぶりティーチング。

3 瞬唱
4 流刑
1 サージカル
1 囲い
2 審問
2 嵌め
1 疲弊の休息(上陸8点ゲイン)
4 リーク
1 論理の結び目(探査中略)
1 破滅の刃
1 エスパーチャーム
4 神秘の指導
2 青コマ
1 残忍な切断
1 弱者の消耗(3コスト以下ALL破壊、インスタント)
1 荒野の確保
1 啓示
3 爆薬
4 白黒フェッチ
3 青白フェッチ
2 青白ギルラン
1 青黒ギルラン
1 白黒ギルラン
4 涙の川
4 列柱
1 白黒M10
1 青白M10
1 青黒フィルター
1 幽霊街
1 島
1 沼
1 平地

1 エレンドラ
1 囲い
1 疲弊の休息
2 解呪
2 パージ
1 否認
2 黒罠
1 RIP
2 静寂
1 評決
1 幽霊街

昔一緒にマジックをやってた友達に清水ってやつがいて、今は家庭の事情で東南アジアの方に行っちゃったらしくて久しく連絡もとってない、今もマジックをやってるかわからないんだけど、そいつがエクテン時代に好きだったデッキがティーチングコントロール。

これはかつての友に捧ぐデッキです、っていうのは半分冗談でうまぶり欲が染みだしちゃってるこのデッキは見かけのわりに全然強くない。

リリアナへの対処手段を持たず、今みんなとってる墓地対策も微妙に刺さっちゃうし、なによりこのデッキを支えてたエスパーチャームが双子が消えたせいもあって全然強くない。もうさっぱり。

PPTQの成績は2-2、3-2とか。
うまぶれれば満足な京都のKさんとかにしかオススメできないデッキです。

ほんならみなさん広州で会いましょう。

ではそんなところでノシ

話は少し遡ってGP前のPPTQ。
社会人になってからあまりマジックが出来ていなかったので、山田君にフィンケルコンを借りて参加。
結果はあまり覚えてないけれどとにかく普通に負けた。デッキはフィンケルが使っていただけあってそこまで強くなく、かなり良く言って玄人好み。ソーサリーで動くそのコンセプトが、環境に蔓延する中隊、アヴァシン、荒野の確保と言ったインスタントタイミングでの動きに対応できておらずこれを使うことはないかと思われた。

しかし他にMOで調整していたデッキがオジュタイをナヒリで走らせるとか、収斂とエルドラ―ジの共存とか。そんな紙束とも呼べないような物ばかりだったので特に候補が無い。
それにどうせ練習量は足りていなくて、多少強いデッキを使ってもGPは勝てないことが容易に想像できたのでそれならば少しでも気持ちよくなれるデッキを使おうと考えた。
メタデッキの中でわずかながら経験値があるのはフィンケルコンだけなのでそれを改良する方向でGPに向けて調整は進んで行く。

結果的にできたデッキがこちら。

1 巨森の予見者、ニッサ
2 ゲドの裏切り者カリタス
2 強迫
4 闇の掌握
1 究極の価格
2 精神背信
4 破滅の道
1 苦渋の破棄
4 骨読み
4 衰滅
4 悪魔の誓願
2 ニッサの復興
2 過ぎ去った季節
1 死の宿敵、ソリン
4 乱脈な気孔
1 風切る泥沼
3 コイロスの洞窟
3 ラノワールの荒原
4 進化する未開地
5 森
5 沼
1 平地

2 棲み家の防御者
2 龍王ドロモカ
1 強迫
2 精神背信
1 苦渋の破棄
2 苦い真理
1 無限の末梢
2 死の重み
2 悪性の疫病

ご覧の通り白をタッチした。
過ぎ去った季節で回収する際、1マナ枠として拾いやすいという理由で荒野の確保をタッチした形もMOでは少し結果を残しているがそれとは違う構成となっている。
荒野の確保は試そうかと思ったが、平日デッキを弄る元気が無く、GPのリストをスリープインで提出しようとしたところ締め切りの30分前に目覚めて特に変える時間がなかった。
MOにいる形だと白マナはコイロス4、未開地4、平地1となっているのが多いが、それだと序盤に白マナを用意できるか怪しいので風切る泥沼より強い乱脈な気孔を取りながら白マナカウントを増やした土地構成にしてある。

カードの採用理由を少し。

苦渋の破棄…白をタッチしようと思った最初の理由。オーメンダ―ルに触れないなんてもう懲り懲り!緑白にPWを連打されて負けるのを少しでも防ぐ。ライフのペイは痛いです。

衰滅…正直4枚要らないと思いながら回していて、実際3でもいいと思うのだけれど、GPで緑黒ハスクや白単といったデッキに解かりやすく勝ちたかったため解かりやすく4積み。

悪魔の誓願…たまに3のリストも見かける。どれだけ引いても嬉しいし4。

ニッサの復興・・・土地が3枚増えるタイムワープ。これを誓願で持ってくる動きはあまり強くなく、できれば素引きしたい。2枚引いても嬉しいので2枚。

死の宿敵ソリン・・・白をタッチしたからには。貴重なライフゲイン手段でありフィニッシャー。従来の緑黒型だと過ぎ去った季節で6マナのカードはニッサの復興を回収することが多かったがそこを埋めてくれる強いカード。

棲み家の防御者…黒系対決になった時に誓願からデンプロ設置。除去られても表返して誓願からデンプロ二枚目でデンプロループに入れる。

龍王ドロモカ…グリクシスやエスパードラゴン相手に無類の強さ。基本的にそういうデッキ相手に精神背信を撃つと相手は「カウンターは抜かれないし」と思いながら通してくれるので、それで除去(ドロモカを除去できるカードは破滅の道くらい)を抜いてドロモカを着地させたら後は過ぎ去った季節から暴れればよし。

苦い真理…対コントロール相手は骨読み4だけでは潤滑油が足りないので追加の潤滑油。色を足したから採用できるカード。



GP東京

Day1
2bye→白単×→緑黒シーズン○→白黒コン○→赤緑ランプ○→4cカンパニー○→グリクシスドラゴン○→グリクシスコン○

白単は解かりやすく勝とうと意識してきたのに負けたときはショックだったかそのあと勝って8-1。

Day2
緑白×→緑黒ハスク○→緑白○→緑白○→白単エルドラージ×→ID

お小遣い貰って終了。


PPTQ@新宿
ナヤミッドレンジ○→スルタイコン○→緑白×→バントカンパニー○→白単○→バント人間カンパニー○→スルタイコン○

6-1で抜け。そして緑白に負けて1没。

そんなかんじでした。

緑白には相変わらず不利、バントカンパニーも当然不利。4cカンパニーもサイド後全力で不利と良い所のないデッキですが回していて楽しかったので良しとします。
来週までに違うデッキを考えたいです。


ではそんなところでノシ


BMO

Day1
グリクシス○→ダークジェスカイ@菱田さん○→マルドゥグリーン○→ラリー×→ラリー△→ラリー○→ラリー○→エスパーミッドレンジ○→バントカンパニー@朴さん△

Day2
4cミッドレンジ×→エスパードラゴン×→マルドゥグリーン×

勝利限度数が二日目に残っていなかった。


PPTQ@中野
エスパーミッドレンジ○→青アブザンアグロ@重鎮さん○→グリクシス果敢○→赤緑ミッドレンジ○→ID→ID
SE ラリー×

ラリーは毎回有利だと思ってやってるんですけど勝ちきれず。MOだとかなり安定して勝てたんだけど。今回はメインの構成を1枚変えた分その1枚がサイドミスに繋がったかも。
PPTQに関しては上位卓苦手なランプとかも結構いたんで優勝はきつかっただろう。でもやっぱりラリーには勝ちたかった。


最後に使っていたデッキを。

4 ヴリンの神童ジェイス
3 雷破の執政
4 龍王オジュタイ
2 嵐の憤怒コラガン
1 龍王シルムガル
4 シルムガルの嘲笑
4 龍詞の咆哮
4 忌呪の発動
1 コラガンの命令
2 光輝の炎
4 時を超えた探索
4 血染めのぬかるみ
2 溢れ返る岸部
4 汚染された三角州
1 樹木茂る山麓
2 神秘の僧院
1 シヴの浅瀬
2 燻る湿地
2 窪み渓谷
1 大草原の川
2 さまよう噴気孔
1 山
2 島
1 沼

2 強迫
2 払拭
3 精神背信
3 苦い真理
2 炙り焼き
2 否認
1 光輝の炎

もとは京都の今井さんの龍の大嵐デッキ。リストを貰って数回回した結果、龍の大嵐が予期に変わり、予期がジェイスに変わった。

昨今流行っているグリクシスドラゴンやジェスカイドラゴンの様な殴るデッキでは無く、これはエスパードラゴンの様な守るデッキ。
赤を足すことで軽い除去を使えるようになり、コラガンというサドンデス手段を手に入れた。オジュタイとコラガンで13点。突然相手は死ぬ。

反射魔導士の入っているデッキやマルドゥグリーン相手は雷破の執政をサイドアウトする。相手はメインでこっちのデッキをジェスカイドラゴンやグリクシスドラゴンのようなデッキと誤解することも多いのでサイド後は純然たるエスパーコントロールとして振る舞って相手の除去を腐らせる。
相手のハンドに除去(残忍な切断、はじける破滅、反射魔導士)だけが溜まる展開になるので、こっちは構え続けながらdigでハンドを充実させていずれ勝つ。
メインで雷破を見せなかった時とかはこちらのデッキをエスパーコントロールと思うことが多いのでその時は雷破を残したり。のびのびサイドボーディングします。

イマイチ勝ちきれんかったけど豪快で回していて楽しいデッキだった。原案をくれた今井さんありがとう。次のスタンダードも楽しみです。


ではそんなところでノシ


高槻。ラリーで0-2。
あびこ。グリクシスで0-2。
西院。今井ドラゴンで1-2。

完全に京都を離れる前のあいさつ回りでした。あとGPTは二没でした。


というわけで大学生活を図らずも4年で終えてしまったので京都を離れることになりました。ふがいなくてすんません。4月からは東京に戻ります。

京都でマジックをやったのは実質3年くらいだったけどとても充実していました。それは競技マジックの面でも、マジックプレイヤーとの交流の面でも。最後に色々な人にご飯をご馳走して貰ったり飲みに連れて行ってもらったり嬉しかったです。

マジックは目標を突き詰めていけばプロツアー優勝とか殿堂とかそういう次元になっていくと思うんだけれども、僕はこの3年間で自分が出した結果が上振れたと感じているし、当然満足もしています。

日本でマジックをやる上で最も恵まれている場所はどこでしょうか。多分この問に対する多くの人の答えは東京で、最も多くのプレイヤーがいて、最も多くのショップがあって、最も大きなショップもあって、最も沢山の大会が開かれています。
でも東京の大学に進んで東京でマジックを続けていたらどうなっていたかを夢想することがあるけれど、今以上の結果を出せていたとは思えないし、東京での僕を知るみんなが同意するはずです。

京都に来たという小さな偶然から始まったすべての運命的な偶然の連鎖に感謝しています。
大学の先輩がPT出場経験もあるマジックプレイヤーだったこと、その先輩の幼馴染が同い年で彼も東京でマジックをしていたこと、その彼の師匠がはま屋のオーナーであったこと、デブ会をはじめいろいろな人に知り合えた事、MOのアカウントを変えた事、まみぞーがPTQを抜けて山田がトップ8に入った事、結局一度も抜けられなかったPTQ行脚に、下らない引退詐欺に、大阪でカモられた幾多の失敗ドラフトに、静岡のセカンドドラフト1-2で流れてきた砂塵波に、決勝ドラフト1-2で流れてきた灰雲のフェニックスに、挙げればきりの無い全ての偶然を愛しています。

京都に来たからGPを優勝できたと思うし、何度かPTに参加できた。本気でそう思っています。


僕が京都に来てから京都のマジックのレベルは明確に上がったと感じました。それは僕が来たからとかでは無く、僕は偶然そのタイミングに来れて幸運だったなと思います。
京都は学生マジックプレイヤーが大半で彼らは4,5年で京都を離れてしまうので技術の蓄積がされづらい環境です。
でもGPTやFNMに行けばPT参加経験者や元日本代表が普通にいて、全体の人数が少ないこともあって彼らと気軽に交流することができます。それに彼らは長年京都でプレイしていることもあり学生に優しいです。これから京都に来る学生プレイヤーはそういう部分をうまく使ってほしいなと思います。

あんまり下の代でマジックしてる学生も少ないなと思っていたけれど、最近僕より若いプレイヤーも沢山現れてこれから京都のマジックがもっと盛んになることを祈っています。人間的にはポンコツだけれど、マジックにオールインしようとしている後輩のために少しアドバイスを。

自分の意見と他人の意見を、わかっていることとわかっていないことを混同しないように。
「○○は××とこういう理由で相性がいい」それが自分の経験に基づくものならば自信を持っていえば言いし、誰かに聞いたものならばそれは参考にすることはあっても自分の意見の様に言ってはいけません。自分がなにもかもわかっていると錯覚してしまいます。
自分より明らかに上手い人とプレイが食い違ったときに、必ず自分の意見をぶつける事。そこで向こうのいうことに納得したらすぐにプレイを変える事。下手だと思われることを恐れて上手い人の意見に「そうですよね」と従い続けると考える力をなくしてしまいます。

負けを引きのせいにしないように。もし引きのせいにしなければならないゲームが多すぎたら自分のプレイを見直すか、マジックをやめましょう。
終盤1点を詰めるような場面でのプレイミスは終わった後ギャラリーが指摘してくれます。ただゲーム序盤に関してはギャラリーがまだいないというあまりにも単純な理由でミスが指摘されることは少ないのです。1ターン目のランドセットは正しかったですか?3ターン目の2択のスペル選択は正しかったですか?土地が止まった時のディスカードは正しかったですか?ミスは発見されなければミスとも認識されず、そのゲームの敗因はまた終盤のトップデック合戦のせいになってしまいます。

自分を他の人と比べて上手いとか周りと無駄に比較しないように。「あんな下手糞に負けた!」と嘆く人は自分より格上に勝てません。
そして有名なプレイヤーに過剰な魅力を感じないように。有名なプレイヤーと知り合えることは嬉しいことなのは間違いないけれど、そういう点に目を向けすぎるのは本末転倒です。有名プレイヤーと知り合いが増えるにつれてそれ自体に満足してしまったり、自分がそのレベルでマジックをしていると錯覚しているひとを見かけます。僕自身も前はそうだったのだけれども、常に極力客観的に自分の実力を評価して、超える目標として強豪プレイヤーを利用しましょう。

僕にできるアドバイスはこれくらいです。マジックの練習方法というより心構えの話だけれど少しでもためになれば。


改めて京都の皆さん、大阪の皆さんお世話になりました。
とはいっても今週末のBMOは行くつもりだし、マジックプレイヤーである以上GPで会うこともあるでしょうし、また関西に来たときは飲みにでも行きましょう。

またどこかで会えるのを楽しみにしています。


ではそんなところでノシ
行ってきましたアトランタ。フォーマットはモダン。

今回は様々な理由が重なってほぼ練習せずに臨んだ。
今年就職する予定なので、仮に今回のPTを5敗以内に収めたとしても次の4月のPT参加は絶望的。
また、GPの週あたりから卒業をかけた大学の試験と重なってしまい充分な練習時間を取ることが出来なかった。それでも京都の人とGPの練習も兼ねてドラフトはやったが、モダンは一切触れず。
GP後の数日間にモダンはオールインするつもり(それで足りるかはさておき)だったが、体調を崩してしまいそれも敵わず。

そんなかんじで練習量はほぼ0だ。とはいえこれは仕方が無い事でタイミングが悪かった。マジックの大会に臨む姿勢は色々あると思うが、たまにはこんな風に「上振れ期待」で気楽に行くのも悪くないし、特に後悔もしていない。


初日

ドラフト。
今までの二回のPTに比べるとMOでドラフト連打もしていないし練習量は少なめだが、これくらいで充分、むしろ丁度いいと思っている。
日本で同じメンツでドラフトを連打するとかなりカードの評価が固定されてしまったり、それぞれ好みの色しかやらずにいつも同じようなデッキになってしまうことが多い。
とはいえ発売直後のMOがいいかと言えばそんなことはなく、単純にプレイヤーのレベルが低くガバガバデッキになってしまう。

PTでのドラフトは自分以外のほとんどは外人で、外人と日本人ではカード評価に差がある事が多い。
細部までカードに点数付けをしていくことにそこまで意味は無く、ぼんやりと強いカードと流行りのアーキタイプを認識するくらいで良いはずだ。
一番意識するべきは空いている色に入る事。まあドラフトってそういうものなんだけど。

同卓はトムマーテル、デザーニ、sandydogmtg、チャネルのごっついハゲ。鉄拳のマードックに似てる。

1-1ニッサから緑と青のカードを取っていく。結果的に卓に青はいなかったようで最終的にBFZで希望を溺れさせる者2枚とスフィンクスが連続で流れてきた。
Twitterにも画像は貼ったが、希望を溺れさせる者2枚、タコバウンス、ニッサ、スフィンクス、青緑土地、2マナ2/1瞬速などレア満載の青緑完成。
マードックを倒して最終戦事故って2-1。これは3-0したかった。


モダン。
デッキはトロン。メインは1年前そのままのリストを持っていく。宿で回していると、現代のトロンにはウラモグなんていうファンキーなカードが採用されていることを知る。
トロンのサイドといえば過剰なまでの双子対策で10枚近く埋まっているのが定番だったが、双子が消えたためそこを適当に感染やバーン対策に回してデッキ完成。

エルドラージ@さんりゅうさん→マルドゥコントロール→ジャンド→バーン→SCZ

マルドゥとジャンドに勝って2-3。
バーンにもSCZにも「Best match up!」と言われた。毎回答える。「I know」


二日目

ドラフト。
同卓はカイブッディ、ナシフ、へイン、ジョッシュアッタ―レイトン。
緑黒路線でピックしていたらコジレックが流れてきて、是非使おうとピック。沢山出まくったランタンが全く戻ってこなくて少し萎えるも、ゼンディカーの復興者、ニッサの復興とビッグマナカードをニコニコピック。
構築時間が始まりいざカードを並べてはじめてコジレックに無色マナが必要な事に気がつく。無色土地は0枚。
あまりの衝撃に一瞬意識を失いかけるも、マナ加速カードを少し抜いて中途半端な黒緑が完成。当然デッキはあまり強くなく最後カイブッディを倒して1-2。

コジレックが無色マナ必要だと気が付いていればというのは当然だが、あまりのショックに貴重な構築時間を無駄にしてしまった。ピックしたカードの中で最善の40枚を選択することが出来なかったなぁと反省。ここは2-1で収められた気がする。


モダン。
魚→ジャンド→ヴァラクート→感染でヴァラクートと感染に負けてドロップ。
ヴァラクート戦は相手のヴァラクートをサージカルで抜いたにも関わらず、雑なディスカードによって土地が揃わず負け。どうせモダンラウンドこの後勝てないだろうという諦めからか雑なプレイだった。

そんなかんじでPTは7-8で終了。残念。


PTを振り返って。

トロンで臨んだ初めてのPTは、トロンというデッキがある程度環境的に良い位置にあった事もあって、もう少し構成を詰められなかったことを悔やんだ。
二回目、前回のPTは直前にデッキをちょけて意味不明な紙束で出てしまい、その姿勢を反省した。
今回に関してはできる準備の中ではトロンは仕方ない選択肢だったと思う。メタ的には最悪に近かったが、経験値はあったし、他のデッキを使っても結果は変わらなかった。結局エルドラージをあそこまでの形に仕上げる事は出来なかっただろうし、仮にストームやナカティルバーンを使ってもエルドラージに敵わなかっただろう。そういう意味では結果は奮わなかったが後悔はしていない。

今回のモダンは禁止改訂後の混沌とした環境であった。こういう環境を日本人を苦手としているイメージがあって、実際今回の勝ち組は海外勢の持ち込んだ無色エルドラージ、そして赤青エルドラージであった。

こういう結果を見るとやはりチームの強さを実感する。個人の力ではあのデッキにたどり着くことは難しい。双子が消えたことでグリセルシュートや感染といった既存のデッキが強化される可能性もあるし、新しいエルドラージがもしかしたらソリューションかもしれない。試さなければいけないことが多すぎると感じた。
スタンダードのような既存のデッキを少し弄ったデッキが勝ちうるPTならば日本人、それも個人であったとしてもPTを勝つことはありそうだが、今回の様な全く別のデッキも出てくるような状況だと個人で動く日本人は厳しそうだなと思う。

巧みに連携し、ある程度の犠牲を覚悟すればエルドラージを撃退し、場合によっては1体を打ち破ることもできる。だがそれが二体同時、チームで行動されてはどうしようもない。実際今回のPTでは海外のチームはデッキをメモしてチーム内で情報共有することでチャリスを最大限使えるようにしていた。こういったところでもチームの強さが如実に表れていた。


個人的にはいつも通りふがいない結果に終わったが、今回のPTはいつもよりたくさんの人と知り合えた気もするし旅行としては楽しかった。
PT参加者も諸藤さんやユウセイさんといった曲者系プレイヤーや、rizerさん千葉神さんといった天才デッキビルダー系のプレイヤーといった普段のプロプレイヤーとは違ったメンツがいて、僕は個人的にああいうキャラの立ってる人達が大好きなのでそれだけで満足。

今年から就職で、今まで毎日30時間くらいマジックをしてやっとこさPTに行けていたのに働き始めたら果たしてまたPTに行けるのか甚だ疑問だ。もしかしたら最後のPTかもしれない。これからは如何に効率よく練習できるかがカギになってきそう。
マジックを辞める気はないが果たしてどうなることやら。


ではそんなところでノシ

GP名古屋

2016年1月31日コメント (2)
行ってきました。

初日はシールド。めぼしいレアはカリタスと姿を欺く者くらいの微妙なプール。
組み上げたデッキは無色土地5枚と収斂が奇跡の同居を成し遂げ、1枚だけタッチされた赤いカードである支援レイコマはデッキの方向性から大きく逸れているという幻の様な40枚。
毎回無色土地を山に入れ替えてうねる撃ちこみ、3マナ3点、怒涛4点をサイドインしていました。

初日は7-2。負けた試合の一つはローリングサンダーをトップされて、二つ目はデッキの構造的に厳しかったです。ローリングサンダーをトップされた試合は途中チャンプブロックしていれば耐える目があったかもしれませんが、「ローリングサンダートップデック」というワードにはそんなチンケな反省すらも掻き消す力がありますね。

前日「篠田さん、今回僕勝ちますよ。期待しててください!」と最近マジックを真面目にやり始めた渡辺君が意気込んでいて、僕はしきりに「マジックは練習したからって勝てるゲームじゃないから、あまり自分に期待しすぎないほうがいいよ」と言ったのですが彼は効く耳を持たず、果敢に2bye明けから挑んでいき0-3して放心状態になっていました。ちょっと笑ってしまいました。

他に初日にあった事といえば、晴れる屋のマスコットキャラクターかじわらさんと久々に会いました。「君、僕のこと京都で散々言ってるらしいやんけ」と絡んできましたが、そんなのは事実無根だと言い返しました。なにせぼくはかじわらさんを呼ぶとき名前の前に「敬愛なる」をつけているのですから。
どうやらかじわらさんは晴れる屋のイメージキャラクターの座を狙っているらしく、太陽のキャラクターが描かれた晴れる屋のスリーブもいずれはかじわらさんを模したおかっぱキャラになればいいなと思っているらしいです。うろ覚えですがそんな事を言っていました。

それから京都の理論派うえもとさんとパッション派のテツさんがリミテに関しての考え方で火花を散らしていました。理論派というのは、文字通り理論に基づき行動し、パッション派はフィーリングで行動します。ゲームには多少違えど同様の争いが色々なところでおきていて、この争いはいつも「議論」という理論派に有利なフィールドで行われるため一見理論派のいうことが正しく見えてしまいます。しかしなにより重要なのは「正しい方が勝つ」わけではないということです。それでもうえもとさんはもうちょっと勝っていいなと思います。

初日はそんなかんじで、変なBGMが流れている串カツ屋で93年勢の連中と飯を食って満喫にジョイン。二日目に備えます。


二日目はドラフト。1stドラフトは同卓にイズミさんとナベプロ。イズミさんとは何度もドラフトしてるんですけど1度しか勝ったことなくて、この時点で3-0は諦めました。

まあ僕が諦めるかどうかは大した問題では無くて、完成したデッキは否認払拭入りのローリングサンダータッチ青黒。毎回ローリングサンダーをサイドアウトするという問題作。

2回戦からうささんに奇跡的に勝つもあとの二つでアジアンに負けて1-2。

最初のアジアンは日本語のカードが読めない感じらしく、1本目ハンドが0の時に2マナ1/3基本土地サーチ君を出してトップに沼を置いてきたので「これはもろたでアジアン」と気を緩めたら、2本目、3本目4マナ4/3バニラ、6マナ6/5バニラ相手に土地しか引かず圧殺されました。僕は紳士なのでゲームが終わった後、さっき出した1/3の能力はmayだよと伝えました。

最後のアジアンは勝ちの目がいくつかあったんですけど、ギャラリー多すぎて緊張した僕は正しいプレイを全くできずずぶずぶ死んでいきました。
リミテにおいて、最も大きなミス(それも初心者中級者がよくやる)の一つに「一貫性の欠如したプレイ」というのがあると思っています。これは例えば盤面、ハンドのバットリは変わってないのに、さっきまで殴っていなかった生物が殴り出す、とか、殴らなかったのにブロックしない、とか。殴るなら始めから殴る、殴らないなら最後まで殴らないといった一貫性がプレイには必要とされます。
こういったミスはもはや「ケア不足」とかそういった次元のミスよりはるか格下、もはやミスと呼べるかも怪しい愚行なのですが、僕は少なくともこのゲーム盤面の処理に頭が追いつかず、こういったミスを犯しました。いつまでマジックが下手なのかと嫌になります。

ここで4敗目を喫し、賞金も貰えなさそうですが一応チケピックをしに2ndドラフトへ。
当然特にめぼしいモノも出ず普通の緑白。初戦勝ってドロップ。

そのあと身内で8ドラして結構強い青緑組めたかなと思っていたら上の山田と丸被りでそもそもデッキが強くも無かったようで0-3しました。PTが思いやられますね。

会場を出る直前にヒラミさんのバブル勝利を見届けて帰路へ。
そしてヒラミさん優勝おめでとうございます。ひらみさんは負けても腐ることが無く、相手にプレイを尋ねるし、プレイ中も紳士的だし、マジック界では珍しい「感じの良いストイックさ」が僕は大好きなので本当に素晴らしい事だと思います。あと実はイケメンです。高身長だし。改めておめでとうございます。


そんなかんじでGPは終わりました。もう少し勝ちたかったですね。
来週はPTです。稲妻のすねあてを白金の天使に装備するデッキを調整しています。グラッジがPTに0枚なら僕が優勝です。

ではそんなところでノシ

PPTQ@アルゴ&GP神戸

2015年11月26日

PPTQ@アルゴ

先々週はPPTQに行きました。デッキはエスパードラゴンです。
シルムガルの命令が様々な理由でアブザンアグロに対して強く、それ以外のデッキに対してもオジュタイを守るためのカウンターにもなって一石五鳥くらいの活躍だったので採用しました。あとは普通の構成です。

このPPTQの先のPTは時期的に行くことはできないので、この大会自体勝っても仕方なかったのですが、そんなのは事実がどうかに関わらず負けたときのための言い訳です。友達にそんなこと言うやつがいたら「調子に乗るな」とぶん殴ってそいつのドロップ欄にチェックを入れてやりましょう。

PPTQの結果は3没でした。最後アブザンアグロに負けてしまいました。
相手の墓地を見たらアブザンチャームが落ちていて、自分がトップしたのは漂う死シルムガル。これをフルタップで出してもアブチャを回収されてデンプロにカウンターを乗っけられて負け確だと思った僕は、一応せめてのも抵抗としてブラフで構えてエンドしました。相手の墓地に落ちていたのはアブザンチャームでは無くアナフェンザでした。1ターン無駄にしましたね。


GP神戸

エスパードラゴンだと上手い人と同型対決したときに間違いなく負ける自信があったので、何か他のデッキを模索していました。
りゅーめい君とMOで色々やった感じ、空中生成エルドラージとオジュタイの碑、白蘭の騎士を使って先手後手を入れ替え、ロックかオジュタイを先に着地させるオリジナルの青白t黒が有力でした。実際今回のトップ16にも空中生成エルドラージとロックを使ったデッキは存在していて、もしかしたらいいデッキだったのかもしれません。しかしながら僕たち二人で回した感じだとどうもカードパワーが足りず没になりました。

結局エスパードラゴンで行こうかというところでしたが、どうしてもオリジナル要素を入れたいという思いが抑えきれません。当日の朝にデッキを弄り、同型にも勝ちやすくなるようにハンデスを多めに取り、氷瀑の執政やシルムガルの碑を採用したその名もハイパードラゴンが完成したのです。
しのスぺを良く知る皆様ならば説明するまでもないと思いますが、このデッキも歴代のしのスぺに負けず劣らずゴミデッキで、ここに75枚を書くスペースも労力も無駄と判断したためリストは省きます。

結果は2バイ明け2-2-1で4-2-1ドロップでした。アブザンアグロに沢山当たり、普通に踏みつぶされました。残念。


それではみなさん名古屋で会いましょう
そんなところでノシ

GP北京

2015年10月27日コメント (2)
GP北京
GP北京
行ってきましたGP北京。フォーマットはチームシールド。

メンバーは京都のたーじんさんとテツさん。
学生生活もぼちぼち終わるかもしれないので、もう一度くらい海外GP行きたいなと思っていたところにチーム戦のアジアGPが。Twitterでメンバーを募集したところテツさんに拾っていただき、そのままたーじんさんが合流してメンバー決定。

軽くメンバー紹介。
A:たーじんさん
最近は競技マジック志向ではなかったが、面白そうということで京都から出てきてくれた。
この頃もっぱらマジックよりカタンに嵌っていて、マジックの会場で本戦に参加せずカタンをやっている。
「相手のトップは強いだろうからここは嚥下を意地でも通す」といった超独特の感覚派意見がたまに飛び出てくる。

B:篠田
usokui3。プレイ中の態度の良さは関西随一と評判だ。

C:テツさん。
明日の事どころか5分後の事すら怪しいレベルで計画性が皆無だが、良く言えば前向きで明るい。チームリーダー。
中国で元を無計画に使い果たし、空港で5元(100円)のお土産を探す。当然あるわけもなく3000円両替しようとして手数料で1200円持って行かれる。
口癖は「リミテッドGPは二日目からが本番ですよ」


練習に関しては三人で週1,2で集まってデッキ構築して回してといった至って普通のメニュー。
色の組み合わせはその時次第だがグリクシスカラー内で欠色を組み、うまくいけば色が被らないようにもう一つ白黒同盟者や青白覚醒といったデッキ。そして残りのパーツで収斂なり緑黒系を組むというのが数回練習した後の結論。
最初は赤緑上陸や赤白同盟者といったデッキも構築されることがあったが、どうも良いデッキになることが少なく相当パーツが揃ってないと組みたくないという印象だった。
最初に比べればだいぶチームでの構築は上達した実感はあったが、特に必勝法といったレベルでも無く、色が被った場合のカード配分などは明確な基準が無いままぼんやりと北京へ。

Day1
貰ったプールは上の下くらい。使えないレアもあるが、空中生成エルドラージや覚醒バウンスなどコモンアンコモンは充実している。
まず覚醒系スペルを駆使した青白が完成しテツさんが使うことに。欠色をどの色で組むかとなって赤青の欠色軽減生物や赤青のレアスペルがあったためその色でたーじんさん。赤青欠色は3マナ域が過多になってしまったため、空中生成エルドラージは青白に譲られた。
緑と黒がまるまる残りレアもあったため3つ目のデッキはそのまま決まって僕の下に。(画像1枚目)
地上を止めながらハンデスで枯らし、3種のフィニッシャーどれかで蓋をするといった感じ。とてもシールドっぽいデッキ。あまり使わなかったがサイド後に飛行対策が過剰なまでにあるのも心強い。
練習では収斂を3つ目に組む事はあっても緑黒を組んだことはなかったうえ、ドラフトでもあまりやったことが無く加減が解からなかったがぶっつけ本番でうまくいって良かった。

初日は○○○○×○○○×で7-2抜け。
5回戦目は井川さんチーム。8回戦目は行弘さんチーム。
個人では席配置のおかげか相性の良さそうなマッチも多く9-0であった。


Day2
テツさんが「今日はギデオン絶対剥くんで!!」と意気込んでいたが無情にも開封済みのパックが配られる。
レアにはオブニクシリスやノヤンダール。使えるレアは少し減ったうえ空中生成エルドラージなどは無くなったが、完全無視3枚やローリングサンダー2枚、覚醒回収生物などはあって悪くないプール。やはり上の下くらいか。
初日と同様に覚醒青白が完成し、ローリングサンダー2枚を携えた少しミッドレンジよりの赤青欠色が完成。デッキ使用者は昨日と同じ。
またもや緑と黒がまるまる残ったのでそこをごちゃっとデッキにして完成。レアこそあるが正直弱いかなと思った。(画像2枚目)
昨日同様覚醒ハンデスが2枚入っている。この環境は覚醒にしろ上陸にしろマナランプにしろ土地を置く事を前提にしている上、白の除去がギデオンの叱責のような受動的なスペルが多いのでハンデスが刺さりやすい。また従来のハンデスと違い重ね引いても覚醒を重ねてフィニッシャーを作ることが出来るのが強みだ。

結果は○○×○×で3-2。
3回戦目は井川さんチーム、最終戦は八十岡さんチーム。
個人は井川さんに負けて4-1。

ということで計10-4で10位ふぃにっしゅ。
最後勝てばオポ的にワンチャンスあったようで残念。

組みなおせないという点で構築がかなり重要になってくるあこのフォーマットのおいてある程度構築を練習できたこと、PT勢はドラフトの練習しかしておらずあまりこちらに時間を割けなかったこと(彼らにはそれでも充分すぎるが)、北京という場所柄比較的楽な相手に当たる機会が多かったこと、かなり好みの環境で僕自身かなり上振れたこと、プールがそれなりに強かったこと。
様々な幸運が重なった結果の出来過ぎに近い結果だと思うが、それでもあと一つ勝ちたかった。最終戦僕のアドバイスが間違っていたこともありそれも悔やまれる。

改めてチームメイトの二人は組んでくれてありがとう。
チームシールドにおいて個人成績はあまり意味が無くて(一個最強デッキを組むことは容易い)、今回良い所まで行けたのはチームメイトが交互に勝って支えてくれたからだと思う。デッキ構築に関しても自分のデッキ以外は僕はノータッチだったし。
勝っている時のチーム戦ほど楽しいものはありませんでした。また機会があれば是非。

ではそんなところでノシ
話は遡って二週間前のMOPTQ。
MO上で日本人のアカウントは大体お互いに把握していて、usokui3もだいぶ認知されるようになってきた(自分で宣伝しているので当たり前なのだが)。
相手のアカウントの中身が知っている日本人だと自然にプレイに緊張感が生まれてしまう(と僕は考えている)ので、アカウントを知られていない方がアドバンテージになるのではないか。
また週末の勝利限度数ならぬMOアカウントにも勝利限度数が存在しているかもしれない。ひとたび勝利限度数に達してしまうと、一瞬電源がつくけれどバッテリーがいかれて充電はできない携帯の様に、数少ない勝利数は稼げても沢山の勝利数は稼げないのではないか。そんな愚かな考えからアカウントを作りなおしてMOPTQへ。

デッキは青白コン。所謂「英知」

4 ヴリンの神童ジェイス
4 今わの際
2 予期
4 解消
1 意志の激突
1 軽蔑的な一撃
1 否認
4 オジュタイの命令
4 対立の終結
4 時を超えた探索
2 太陽の勇者、エルズペス
1 卓絶のナーセット
1 精霊龍ウギン
4 平穏な入り江
4 啓蒙の神殿
4 溢れ返る岸部
2 光輝な泉
1 魔導士輪の魔力網
1 精霊龍の安息地
6 島
5 平地

4 アラシンの僧侶
3 見えざる者の熟達
1 否認
2 軽蔑的な一撃
1 異端の輝き
2 存在の破棄
2 払拭の光

JBさんの使う英知と瀬畑さんが使った青白コンの違いは意志の激突の枚数。意志の激突をうまく使えるデッキとして青白を選んだ瀬畑さんの形は意志の激突の枚数が多い。JBさんは所詮カウンターは劣勢を捲れないカードとして枚数は抑えている。
僕のリストは完全に英知側。JBさんが京都のPPTQを荒らして帰った時のリストを数枚変えた。
まずオジュタイというカードは攻撃力という点では優れているが、受けに回る時はいまいち脆いと感じたので解雇。ナーセットはいつ引いても(仮に捲りが微妙でも)弱いと感じなかったため引き続き採用した。
サイドボードは羊を解雇してアラシンの僧侶を4に。MOでは赤単が常に無視できない勢力として存在している上、アブザンアグロは減っているという読み。

青白コン○→赤黒ドラゴン○→赤青ハサミ×→ジェスカイ○→赤黒ドラゴン○→赤黒ドラゴン○→アブザンアグロ○ 6-1でSEへ。
マルドゥドラゴン○→アブザンコントロール○→エスパードラゴン○で優勝。

赤黒ドラゴンはオジュコマというカードが上手く嵌るので相性がいいと思っている。噛み合いゲーであることは間違いないが、こちらに分の良い噛み合いが多いマッチだ。
トップ8には3人アブザンアグロが残っていて、赤単は0。サイドボードのメタ読みは完全に失敗だったが、都合よくそこを踏まなかったのは運が良かったと言わざるを得ない。
最終戦は相性の悪いエスパードラゴン。1本目は囲いの返しにジェイスをトップしそのまま奥義まで一直線で、相手はジェイスに触れず勝ち。バカツキである。

WMCQ@名古屋
日本人はジェスカイが好き、アブザンアグロが最近勝っている、青白コンも多そう、赤単は減る。ここらへんを踏まえて、サイドボードのアラシンの僧侶を1枚羊に、1枚異端の輝きに。同型で簡単に勝てるように見えざる者の熟達を真珠湖の古きものに変えた。

ティムール×→青白コン○→バントヒロイック△→アブザンアグロ@ツチヤさん○→緑白@ナカチカさん○→ジェスカイ○→青黒ハスク○→アブザン大変異@あんちゃんさん×
5-2-1Drop。

バントヒロイック戦はターンが帰ってきたら勝ちの場面で時間切れ。MOですら時間ぎりぎりが多かったので急がなければいけないと考えてはいたが意識が足りていなかった。
最後のアブザン大変異戦は3本目を前にして残り時間あとわずか。相手のライオンを始めとしたクソビートによる負けを防ぐために異端の輝きをサイドインしてシャッフルをしながら、やっぱりサイドアウトしていた対立の終結も戻した方がいいかなと考えていたが、目の前の対戦相手が鬼気迫る表情でシャッフルをしていてここでサイドカードを戻してもう一度シャッフルをするのは遅延と取られてしまうかもしれない…なんて余計な事を考えてしまった。
結果的に2ターン目に素出しされたデンプロを始めとするビートダウンに負け。まだまだ若いね嘘悔い君。空気を飲まれているようではだめだよ。

最近のスタンダ―ドはこんな感じでした。メタ読み下手だなって思う今日この頃。


話は変わるけれどWMCQの時に高校の将棋部の後輩に遭遇した。神決定戦でトップ8に残っているのを見て関東でマジックをしていたのは知っていたんだけど僕は京都なので当然今まで会う機会も無く。
今まで他のカードゲームをやっていて最近マジックを始めたらしいが、名古屋までくるということはそれなりにトーナメントマジックやる気なのかなと思い「マジック結構やる気なの?」と聞いたら「はい。プロになりたいです。1番になりたい」と返された。
他のカードゲームもやったうえで「マジックなんてちょろいやろ~^^」という感じでも無く、冗談で言っている感じでも無く。今の自分ならば恥ずかしくて言わないであろうセリフでをえらい真剣な表情で言うもんだからびっくりしてしまった。彼はトーナメントマジックに積極的に参加し、日々MOもやって当然MOPTQも参加しているらしい。
今回MOPTQを抜けたこともアカウントをすぐばらしてしまうのは勿体ないのでばれるまで言わないつもりだったが、彼を含めた話をしている時にMOPTQを抜けた話をしたので今回DNにも書く事にした。

今回MOPTQを抜けて2月にアトランタで行われるPTに参加できることになった。来年から社会人になる可能性があるので、とりあえず学生のうちに行ける最後のPTになると思う。
PT権利を得てしまった今あまり意味は無くなってしまったが、北京、神戸とGPも控えている。
マジックに漬かれる時間もあとわずかであるし、その間くらいもっと結果に貪欲にマジックに向き合ってもいいかなと思った。なんつって^^

ではそんなところでノシ

PPTQ@京都ニ連戦

2015年7月19日
あなたの今週末の勝利限度数は7です。

PPTQ@京都イエサブ

マーフォーク○
4c中隊○
グリクシスコントロール○
トロン○
ジャンド○
IDで1位抜け

白黒トークン○
バーン○
ヘイトベアカンパニー×

3没。5回戦目でIDして4勝で決勝ラウンドに進む予定が下あたりしてしまいできず。
勝利限度数に達してしまった。

PPTQ@アメニティ

赤青デルバー×
エルフ×

めっちゃホリデー。


PPTQ出は無くGPTです。それもモダンでは無くスタン。なんかすんません。

本当はブリックスのPPTQに出る予定だったが、定員25に対してキャンセル待ち11番目で流石にノーチャン。出れば100%僕が抜けていたが、出れなかったので仕方がない。

ケーキを食べていたらいい時間になったのでそのままGPTへ。
青黒コンの残骸を50枚くらい持って行って、どうにかデッキにならないかなと思っていたがなるわけもなくその場でアタルカレッドを借りて参加。

アブザン@テラザワさん→緑白モーフ→スルタイコン@元ギャザ速の人→ID×2で3位抜け。

ヒロイック@リーさん→ジェスカイ→緑白中隊@Sさんで最後負けて3没。

赤単系のデッキを初めて使ったが正直難しすぎてもう使いたくはないです。
運よく勝ってはいるけど正直ミスの連発だったし^^

今日一番面白かったのは、ソンさん(常連の中国人)が勝ちあがっていたので「またソンさん勝ってるよ~嫌だなぁ」とふざけて言ったら、片言の日本語で「ソンナニオレガコワイカ!」と言われたことですかね。

ちなみに再来週のPPTQはどちらか僕が参加する以上100%僕が抜けるので京都の方は参加しないことをオススメします。

ではそんなところでノシ

RPTQ@京都

2015年6月28日

フォーマットは龍騎伝、運命再編シールド。

MOという練習環境はあったものの、このシールド環境は答えがあるのかもわからない深い沼のようなものでやりこむには些かつまらな過ぎた。
ということで練習はほぼ0で参加。マジックは運の良さを競うゲームであり、練習量0、環境理解度0の状態でも強いレアとその場しのぎのドローで勝ってしまう日もある。今日はきっとそんな日に違いない。

定員128(129から8人抜け)が波紋を呼ぶも、さすがにシンガポールの影響もあってか集まったのは123名。
開始時の運営のアナウンス「予想を超える人が集まったため店内大変込み合ってしまう申し訳ありません」には苦笑い。自分は良いが遠方から来た人は笑えないのでは。

使うプールが決まると、そのプールをチェックした人が凄い表情で「そのプールは…やばいです!」。
チェックしたパックは強く見えるいつものテンプレやりとりかと思って「そんなに強いですか?」と聞き返すと「いや…すげー弱い!」。
あんまり普段は無いやり取りに笑ってしまって和みながらのスタート。

確かにレアは無いが、コモンアンコモンはそれなりのが揃っている。
メインは緑黒t赤(狩りの先駆け、サルカンの怒りタッチ)で構築。サイド後用に一応青黒を用意。

R1 赤緑@モツさん ○○
両ゲームともコブラが強すぎて、コブラにカードを使わせてそれを回収しているだけで勝てた。相手も大分デッキが弱そうだった。
僕は豚小屋マットを敷かれて勝ったことがないんだけど、モツさんは今回敷き忘れたおかげで勝ち。マジックはプレイマットのゲーム。


R2 赤緑  ××
両ゲームとも囁き森がスムーズに召喚され、こっちもマリガン気味ということでまったく受け切れず。
話を聞いてみると北海道からいらした方らしい。
僕は前のPTQシーズン時、交通費に応じたバイシステムを提案していて、今回も交通費に応じたプールが渡されるべきだと考えていたため、囁き森にイカれることもやむをえないし、こっちの引きが芳しくなくても仕方がない。なんたって僕はチャリで来た。マジックは交通費のゲームなのだ。


R3 赤緑  ○××
メインデッキで勝つも、サイドデッキの青黒(青執政がかろうじて入っている)を使ってあげたくなりサイドチェンジ。二本目を落とした時点でメインデッキに戻せばいいものを否定とかでうまぶりたい欲が抑えきれずそのままにして惨敗。
終わった後に横で見ていた人と感想戦をしたら「こっちの方がよかったんじゃないですかねー」というプレイの指摘が悉く正しくてGPチャンプ()涙目。
「いや、でも難しいところですけどね(汗)」とフォローまでされる始末。情けない。結局マジックはプレイングのゲームである。


そんな感じで1-2ドロップ。

初めてRPTQに参加したけど、抜けやすい抜けづらい以前に呆気無いなというのが率直な感想。
東京の人と京都のショップで会えるのは新鮮でした。

抜けたほねさんはおめでとうございます!近くで観戦してると盤面が悪くしかならないので卓から僕たちが離れていたのが勝因ではないでしょうか。今度なんか奢ってください^^


またRPTQには参加したいですね。できれば構築。
ではそんなところでノシ

GP上海&GP千葉

2015年6月1日
書いていなかったがGP上海に行っていた。フォーマットはスタンダード。
デッキの方向性はオジュタイ(コマンド)バントで決まっていたのだが、直前に日和ってしまいメインにオジュタイ2枚。
結果は6-2-1でしょにポン。


GP千葉。フォーマットはご存知の通りモダマスリミテ。
九州のヤマガミさんの協力もあって、大阪の人達とドラフトを一週間練習。もう少しシールドにも時間を割くべきだった気がするが、どうしても人数が6人以上いるならばドラフトをやりたくなってしまう。

初日のシールドは5cドメイン。MOで前日にシールドをやった時はメインで親和系を組んで、サイド後置物破壊を腐らせるデッキに組み替えるのがよさそうだなという感触を得ていたがそうそう恵まれたプールが来るわけもなく普通のドメイン。
復讐に燃えた再燃や苦悩火といった最後に押し込むカードが無いため若干厳しめ。サイドの殴りプランとして組めそうなデッキは中途半端な親和しか無く、それもメインのマンタや刻まれた大怪物を考えるとそんなサイドプランは成立しそうにない。
使徒の祝福を過大評価していて、生物がそこまで多い構成で無いのに2枚も入れていて明確な組み間違いだったし、メインに1枚置物破壊をとっておくべきだった。メインの置物破壊の有無と土地バランスに関してぐらいは自分の中で明確な基準をもってから望むべきだったね。

結果は2バイ明け5-2で二日目へ。

負けは白黒スピリットとドメイン。
白黒スピリット戦はルサルカと骸骨が揃った瞬間何をすればいいのか解からずパニくってしまいそのまま盤面がじりじり劣勢になって負け。
最近コンバット自体は改善された気がするが、普段遭遇しない盤面への対応力はやはり課題として残っている気がする。
ドメイン戦はメイン綺麗に5c揃って勝って、サイド後事故って3本目。結果論から言うと使徒の祝福をサイドアウトしていなければ勝てた試合だったがそれを言っても仕方ないか。代わりにサイドインした目覚めの悪夢がハンドにある状態で負けてしまって少し後悔。タルキール的なリミテッドの感覚で2枚ハンデスをサイドインしたけれど入れるに値しなかったかも。そこらへんも経験が足りなかった。

二日目ドラフト。あわよくば全勝でトップ8に…ってのはかなり運が必要だが3敗でPPを貰いたい。周りとの練習量の差を考えれば4-2は出来るかなと思っていた。

1st Draft
1パック目で名もなき転地が4枚。卓1スピリットでスピリット強化アーティ、白鳥、黒命令とレアを擁し、獏2盗人1プロテクスピリット3猫バス3と中々の出来。盗人がもう1枚欲しかった。
スピリット自体練習で組んだか事が無かったが流石に強いだろうと。

BGwトークン(hieraruさん)→親和→赤黒狂気で最初負けて2-1。

負けた試合は土地2キープでそのまま土地を引けずといった感じで少し運が無かった。とはいえデッキの構成的に普通に回っても勝てなかったかも。

2nd Draft
1-1黒命令1-2不退転の大天使からふらふらピック。親和の流れはあまり良くなさそうな気配がしたので黒緑トークンか赤黒狂気を目指す。2-1もなんと黒命令。流れ的に黒緑系に進むも中途半端にエルドラージトークンを出すだけで微妙なデッキになりそう。しかし3パック目で獣性の脅威、ぺらっか、復讐に燃えた再燃と来てデッキがぎりぎりまとまる。

赤黒狂気(imimageさん)→赤青エレメンタル→親和で赤青エレメンタルに負けて2-1。

赤黒狂気戦は8点ゲイン(基本土地サイクリング)強くて勝ち。
負けた試合はメインをとって、雲の精霊を2枚見たので垂直落下2枚目をサイドインした結果2枚ハンドで長らく腐って負け。三本目は森4で止まってる間に相手は煙束ねからぶんまわって負け。
相手は少なくとも雲の精霊が4枚入っていたらしいが、垂直落下2枚目サイドインはミスだったな。安直すぎた。

ということで11-4でマネーフィニッシュ。

3敗に収められればベストだったが残念。PPは集めようとするとさっぱり集まらないものだね。それでも(静岡という例外を除けば)マネーフィニッシュ自体初めてだったので素直にうれしい。

TOP8は久々にリミテッドのGPらしい濃ゆいメンツ。昔モダマスが現役だったころのリミテッドを経験してるも大きいのかなと思ったり。そんな中で優勝したAさんおめでとうございます。流石です。
マジックは運のゲームだと思っているので、コンスタントに勝つことなんて不可能だと思っていたのだけどjspeedさんやAさんの活躍を見ているとマジックは実力のゲームなのかなと思ったり^^。

しかしGPらっしゅも終わって長らくでっかいイベントは無し。今回PPが稼げなかったのでシンガポールもパス。
RPTQ(フォーマット的にも)あんまりやる気無いけど次出るとしたらそれかな。まあチャリでいけるんで気楽っすわ。

ではそんなところでノシ

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